羽生結弦(27)=ANA=が出場し、注目の4回転半(クワッドアクセル、略号=4A)は転倒した。ただ、採点表上は4回転半の回転不足(アンダーローテーション)の判定で、ジャンプの種類としては4回転半として扱われた。これはISUの公認大会では初の認定となる。
羽生の冒頭のジャンプの得点は5・00点。これは、4回転半の成功から1/4から1/2未満の回転不足という判定になった上で、出来栄え点が全員最低点だったときに出る点数になる。
羽生は昨年12月のISU公認大会ではない全日本選手権で4Aに挑戦した際は、さらに回転不足の度合いが大きい「ダウングレード」の判定を受けた。つまり、3回転半の基礎点(8・0)で評価され、出来栄え点の減点が入り4・11点だった。
羽生のフリーの得点は188・06点、SPとの合計は283・21点だった。
Aさん
4回転半の挑戦、賛否両論ありますね。
彼はかつて、練習でも成功できていない技は本番では使えない。使えるようにしてから使わなくてはならないという主旨のことを言っていたと思う。
今回使ったということは、ただの挑戦ではなく、勝算があってやったことなんだと思う。
SPで思うように得点できなかったから、勝つためには大幅な得点が必要だったというのもあるんでしょう。
いずれにせよ、競技は競技者のもの。応援は、スポンサーだろうが一視聴者の立場だろうが、勝手に応援してるだけ。競技者の判断で、競技者にとって悔いのないようにやってもらう以外ないし、よく失敗して謝っている人がいるけど、謝る必要などなく、ただ残念で悔しいと言っていればいいと思う。どんなパフォーマンスをするかは、五輪代表の座を勝ち取った選手の権利だと思うので。
Bさん
テレビで解説していた佐野さんも4回転アクセルの失敗として認定されるかを心配していたが、失敗であってもとにかく技認定されたことは凄いことだ。いくら4回転が基本になった時代とはいえさすがに4回転アクセルについてはしばらく挑戦しようとする者すら出てこないだろう。
残念だがやはり今回は故障もあり十分な準備が出来ていたとは言えないだろうから、今後どこかで羽生選手が成功者として歴史に名を残すことを期待したい。
Cさん
安定を求めるか、それ以上を求めるかだけど、団体ではなく個人戦なのだから、それは実際に演技する選手として自由な選択肢なんじゃないかなとは思える。
観客や視聴者は良い演技を見たい訳だし、羽生さんの演技は、挑戦含め充分過ぎる程良い演技で非難される要素は個人的には皆無に等しいと思う。
演技、緊張、重圧なんて正確には計り知れないし、それでも羽生さんに限らず各選手ものすごい中で演じてくれていると思えるし、出場した全ての選手はやっぱり凄い方々だなと尊敬するよ。
Dさん
自らが出来る最高のプログラムで演技した結果だと思うので、外部が異を唱える権利はないと思う。
国の代表として出ているのだから完成していない技を使うのはどうなのか?って言う人もいると思うが、全日本選手権でも4回転アクセルは失敗している。
それでも他の選手は敵わない訳ですから、他の選手が更に奮起してくれないとダメでしょう。そういう意味では鍵山選手は一皮むけたと思いますし、宇野選手の安定感は抜群でした。
4回転アクセルも初公認されて、全日本選手権より1ステップ進んだ。これだけでもスゴイと思います。
次は初成功を楽しみに待ちたいです。
Eさん
羽生選手の今回のオリンピックへのモチベーションは4Aその1点にあった様に見える。常に完璧を求めながら、今回はその完璧を捨てででも4Aに挑戦し、4A初認定をつかんだその意味は大きかったのではないか。
これまではほとんどが両足着氷だったのに対し、片足で着氷し、転ぶ前には回りきっていた様に見えた。競技の経験はないけれど、片足で着氷するのは想像を絶する恐怖があったのではないだろうか。己の恐怖心と戦い勝利した。彼の中では今大会は勝者として終わった様に思う。
Fさん
認定されたことに意義があると思います。スポーツの進化って、それをする人がいないと進まない。やったことのないものを一つ一つ積み上げてここまで持ってきた。そして認定まできた。羽生選手の4Aで実際に人間が4A飛ぶ動画が残ります。この動画を見て、若い選手たちは、できるものなんだと認識します。そうやって、進化がぐっと進んでくる。まさしく羽生選手の努力はこれからの若手たちのアイコンだと思います。ご苦労様でした。世界選手権で着氷させて欲しいと思うけど、怪我のないよう思うままに進んでください。
Gさん
練習でもできていなかったわけで、挑戦しすぎだとは思う。
感動するのだけれど、安易に讃えるべきなのかどうかはわからない。
ただ、彼はプロとは異なる純粋な競技者であり、
未完成でもなお挑みたい理由があったのだと思う。
その理由は少々想像がつかない。
99.9%の人間は、羽生選手の状況なら4回転半に挑まないだろう。
一応、点数を競う競技であるから、その理解からすれば、リーズナブルでない。
ただ、羽生選手は常人と異なるレベルの違う地平に向かっていったことはよく分かった。
Hさん
只々、羽生結弦選手に拍手を送りたいです。
トップアスリートの心情は分かりませんが、ご自身が納得しているかが大事なのかなと思います。
メダルを獲得するために、リスクの少ない安全策の演技をすることも選択肢の一つ。だからといって、メダルを獲得する保証はありませんが…。
ただ、羽生選手は勝算があって挑戦しました。結果は転倒となりましたが、4回転半を認められました。その勇気ある一歩、果敢に挑戦する姿に只々感動しました。
きっと参加するであろうエキシビジョンでのパフォーマンスを楽しみにしています!
感動をありがとう!!
Iさん
羽生結弦選手 果敢に挑戦する姿勢にとても感動しました。
そして4A認定おめでとうございます!
天と地と、上杉謙信公の戦場にいる時の強く切ない気持ちを感じました。
とても素晴らしかったです。
夢へ一途に努力していく事の大切さと勇気をもらいました。頑張ろうと思えました。
本当に素晴らしい演技を観れて、本当に良かったです。ありがとう。
Jさん
認定おめでとうございます。
羽生選手にはこれまで沢山の感動や勇気を頂きました。そしてこれからの活躍も勿論応援したいと思います!!
この度のショート、フリーを観て、涙が止まりませんでした。
挑戦することの大切さ、目標に向かって努力することの素晴らしさを教えてくれました。
私はファンの1人ですが、私の人生に影響を与えてくれたこと、本当に心から感謝しています。
挑戦したことが素晴らしいです。
まずは、お疲れさまでした!