八村、２２１日ぶり戦列復帰で３年目“開幕”　個人的理由とコロナ規定で長期離脱

「ＮＢＡ、マジック－ウィザーズ」（９日、オーランド） 　

個人的理由と新型コロナウイルス感染防止規定により開幕から戦列を離れていたウィザーズの八村塁（２３）が敵地オーランドで行われたマジック戦に出場。昨年６月２日のプレーオフ以来、２２１日ぶりに公式戦のコートに立った。 　ＮＢＡ３年目の八村はベンチで出番を待つ間は笑顔を見せるなど、リラックスした様子。自身初となるベンチスタートで第１Ｑ残り６分３０秒から出場した。 　

１９年ドラフトでウィザーズから日本選手初となる１巡目（全体９位）指名でＮＢＡ入り。１年目は４８試合にスタメン出場し、１試合平均１３・５得点、６・１リバウンドをマークするなどしてオールルーキーセカンドチームに選出された。２年目の昨季は５７試合、１３・８得点、５・５リバウンドで７月に開催された東京五輪では日本代表の大黒柱としてチームを牽引し、同選手団の旗手も務めた。 　

今季は個人的理由のためにチーム合流が遅れ、プレシーズンゲームも欠場。開幕から故障者リスト入りし、復帰を目前にした昨年１２月末にはコロナ規定の対象となり、復帰が遅れていた。 　

チームは開幕から１０勝３敗で好スタートを切ったが、以降は９勝１７敗と苦戦。前戦７日のブルズ戦に敗れて今季初めて勝率５割を切っており、八村は起爆剤として期待されている。

 


 


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